■インストポップスここに極まる?■



 2005年10月21日。



 まるおの頭の中は200%クリスマス&昨夜は徹夜。


 「いくら何でもクリスマスはまだ早いだろ」 という感は否めませんが仕方ありません。

 そろそろ危機感を感じたまるおはいよいよ本格的に楽曲の制作に取り掛りました。

 とりあえず 「CHILDREN IN THE CHRISTMAS」 。

 既に公開済みの 「天気予報」 はアルバムに収録する際にあたって若干作り直すつもりなので、

 アルバムに収録される音のまんまでアルバム完成前に単体でサイトにて先行公開するのはこの 「CHILDREN IN THE CHRISTMAS」 だけです。

 そう、

 「企画モノ」 の 「クリスマス楽曲」 としてこの曲だけは今年の12月頭に公開するのです。

 しかし、

 それだけでは面白くないのでアルバムにはボーナストラック的なモノとしてこの曲のリミックスも収録する予定でいますのでお楽しみに(誰に言ってんだ?)。


 さて昨夜、

 妻と子供達が寝静まった頃、私はおもむろにシーケンサを立ち上げた。

 夜中は集中できる。

 眠くさえならなければかなり効率良く作業が出来る。

 いや、

 むしろ夜中でなければ効率の良い作業は難しい。


 今思えば約8年前の97年、

 この年はかなり曲を量産したような気がします。

 当時は独身の実家暮らし。

 時間は自由に使えた。

 毎日楽器を触っていた。

 音楽ばかりしていた。

 今は結婚して妻と娘が2人。

 なかなか自分の時間が取れないというのが現状です。


 そして、

 しばらく音楽から離れた生活を送っていた。

 「作曲なんてもう出来ない」 と思えるくらい感覚を失っていた。


 約2年前にこのサイトを立ち上げて昔の曲を公開したが昔の曲を小出しにしていくだけで新曲は作れない日々が続いた。

 でも一応最低限のDTM機材は揃っていた。

 機材とシーケンサソフトの使い方もほとんど理解していない状態でピアノ曲 「回想」 を作ってみた。

 とりあえずは一曲作り上げる事に成功したものの自分の中で 「作曲の勘」 は全く甦らなかった。

 これは 「回想」 がピアノ曲だったというのが大きな要因。

 「フルパートの曲でなければダメだ・・・・」 と思った。


 で、

 去年のクリスマスに 「白い恋人」 を作ってみた。

 かなり強引に作った。

 ある程度の形には仕上がった。

 「まだイケる」 とちょっぴり思った。

 相変わらず音源の説明書は読んでいないし使い方は殆ど勉強していないけれども何とかなるモノだ。


 そして昨夜、

 珍しく集中出来た。

 「CHILDREN IN THE CHRISTMAS」 の全体像をほぼ掴む事が出来た。

 手弾きの無修正データだがかなり面白いモノが出来た。

 何度も聴き直した。

 打ち込み系の 「インストポップス」 みたいな位置付けの曲としては今までで一番面白い曲になる。

 いや、

 正確には 「面白い」 と言うよりは 「気持ちいい」 曲になると思う。

 「これなら聴いてくれた人の耳に残ってくれるかもしれない」 という手ごたえを感じた。

 何より自分好みだ。

 まるおの大好物的サウンドだ。

 これなら楽しくこの後の作業が出来そうだ。


 作曲は気持ちいい。

 しかしいくら 「気持ちいい」 と言ったところで、

 残り4ヶ月ちょっとで5曲とりミックス2曲を完成形に持っていくのはかなりギリギリのスケジュール。

 来年の3月頭に発表できるかどうかは未だ微妙な状況って言うか超微妙。



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