■適当に喋ってみよう(その2)■



 ふふ・・・。




 久しぶりにいい曲歌っていますね



 思い起こせば、

 1997年の夏、

 あの出会いが無ければ今日の私はこれを書いているだろうか?

 と、少し謎めいた事を言いつつセンチメンタルになってしまう今日この頃。




 まるおはときどきセンチメンタル



 今年はこのキャッチフレーズを浸透させていきたい気分です。



 さて、

 キャッチフレーズの話はこれくらいにいたしまして。


 本日、

 FMラジオから流れてきた一曲がわりと心地よかったのです。

 その曲を歌っていたのは、


 元 「JUDY AND MARY」 のヴォーカリスト
YUKIでした。


 これを書いている現在ではまだリリースされていない新曲 「JOY」 (1月19日リリース)。


 


 これが久しぶりにって言うか2年10ヶ月ぶりくらいにいい曲を歌っていると思ったわけであります。

 聴く態勢でなくとも自然に耳にスッと入ってくるその様はとても心地よい。

 が逆に、

 個人的には一発で耳にスッと入ってくる曲はその後が続かない事が多い。

 つまり、

 第一印象がキャッチーであればあるほど飽きるのが早く飽きた時の症状が重症なのであります。

 だから何を言っているのかと言うと、




 一度飽きたらもう全くもって聴きたくなくなっちゃうのよね



 いや、その・・・、

 いつの間にか否定的な話になっていましたが違うんです。





 今回はこんな話じゃねぇッ!




 とにかく、

 2年10ヶ月前の 「いい曲」 っていうのは 「プリズム」 の事なのですが。

 これはとても優れた曲でした(キャッチーという意味では)。

 そして、

 それ以降リリースされたYUKIのシングル、アルバム曲を全て知っているわけではありませんが、

 てかむしろほとんど知りませんが、

 今回の 「JOY」 という新曲、

 プリズム以降に彼女が出会った(歌う事になった)曲としては、




 彼女自身最も出応えを感じているのではないか?



 と思うわけであります。


 曲を書かない彼女にとって曲の出来は彼女の力の及ばない部分でありまして、

 「いい曲を書いてくれ」 と祈るしかないわけですが、

 そういう意味で今回の 「JOY」 は、




 YUKIちゃんラッキー♪



 的な一曲でして、

 これまた非常に優れています(キャッチーという意味で)。


 この優れ方はもはや 「くるり」 の名曲
ばらの花 的なものすら感じます。


 ばらの花は全体に心地よい浮遊感を持ちつつ、

 サビであの切ないコード進行をループさせるという大技に加えて、

 これまた




 上手い事やりやがって



 と言いたくなってしまう、

 憎たらしいほど良く出来たメロディーでもう聴く者を一網打尽の、




 日本人ウケする事間違いなし



 な一曲ですが、

 今回のYUKIの新曲JOYも同じですよ。

 浮遊感にしてもサビでのコードのループにしてもイケてるメロディーにしても、

 もうまんまです。




 これは確実に「ばらの花」を意識してないか!?



 と、ちと大袈裟ですが私は言いたい。

 ともあれなかなか聴き心地の良い曲なので聴いてみる価値はアリだと思いますよ。



 じゃ、また!




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