■ A・B・CD (宮沢りえ) ■
宮沢りえはその昔、
何気に超名曲揃いの侮れない存在だった事を皆さんはご存知でしょうか?
宮沢りえは1989年に 「ドリームラッシュ」 で歌手デビュー。

作詞:川村真澄/作曲:小室哲哉/編曲:小室哲哉
ナイスアレンジのいい曲でした。
その後も宮沢りえは楽曲に恵まれた人で、
続く1990年のシングル 「 NO TITLIST 」 。

作詞:川村真澄/作曲:小室哲哉/編曲:小室哲哉
サビでぐっとくるカッコイイ曲でした。
更に続きまして、
宮沢りえは 「 NO TITLIST 」 の何作か後、
1993年に 「赤い花/My Kick Heart」 という両A面シングルCDをリリースしています。

作詞:中澤誠一/作曲:小室哲哉/編曲:小室哲哉・COZY
「My kick Heart」 が実に美しく素敵なバラードでした。
はい。
そんなこんなで数々の名曲シングルをリリースしている宮沢りえですがまるおがアホのように大好きな曲はこれらシングル曲ではありません。
まるおの大好きな1曲は宮沢りえのファーストアルバム 「MU」 の中に収録されています。


3曲目の 「A・B・CD」 。
この曲に名曲の称号を与え、惜しみない賛辞を送りたいのです。
まるおはこの曲を愛して止みません。
愛して止まないこの曲をリリースから20年近く経った今でも良く聴いています。
何がそんなに魅力的なのか?
それはこの曲が実に良くできた音のパズルだからです。
様々なパートの音がそれぞれ音と音の隙間に交互に気持ち良くスコーンと入ってくるんですね。
一つの音が現れては消えてその空いた隙間に違う音がすかさず入ってきて時間軸で進んでいく音楽というアートを次々と組み立てていくわけです。
音数のバランスも非常に良く、音の詰め込み過ぎも少な過ぎもありません。
ナイスアレンジです。
それはまるで、
音の宝石箱や〜
と、なるわけです。
(こんな感じ)

これはまさにまるおが理想とする曲のアレンジそのものだと言えます。
聴いていてとても楽しく心地よく思わず心躍って体も自然に動き出す様な絶品の仕上がりです。
DTMなどの打ち込み音楽を始めるにあたってこういう曲をまず一発コピーしてみると音の組み立て方とかが見えてきて良いかと思います。
もし機会があれば一度聴いてみてはいかがでしょうか。
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