■David (矢野顕子)■



 フジテレビ系ドラマ 「やっぱり猫が好き」 の主題歌だったこの曲は1990年にシングルでリリースされています。

 ところが奥さん、

 それ以前(1986年)にリリースされている 「峠のわが家」 というアルバムに既に収録されていました。

 つまりこれはどういう事ですか?

 元々は単にアルバムの収録曲でその後、ドラマの主題歌に使うという事でシングルカットされたという事でいいのかな?



 でもってこの曲ですが、

 ドラマの主題歌だったという事である程度有名なのでしょうか?

 ちなみにこれを書いているまるおは当時そんなドラマは全く見ていなかった。

 そしてまだ矢野顕子という存在すら知らなかったのでよくわかりません、どうですこのお粗末ぶり。


 まるおが思うにたぶん 「春咲小紅」 に負けて矢野顕子のシングルCDのセールスとしては歴代2位くらいなのではないかと思います。

 まあ別に有名とか有名じゃないとか売れたとか売れてないとかそんな事はどうでもいいのですけれども。



 さて、

 この曲はまるお独自の評価だけではなく広く一般的にも 「名曲」 と評価されている筈です。

 一説によると矢野顕子と坂本龍一コンビによるアレンジとしてはこの曲が最高傑作だとかいう話もある程です。

 宮沢りえだ佐伯なんたらだとはもう既に次元が違うと言ってしまってもいいのかもしれません。


 しかし、

 これは世間の評価でありまるお的にはあまり関係ありません。

 矢野顕子の曲も宮沢りえの曲もいい曲はいいのです、そんなに大差はありません。

 この 「名曲アルバム」 に名を連ねる曲達はまるおの中では紛れも無くどれも名曲なのです。

 全て愛すべき名曲達なのです。

 まあ確かに今回は 「世間でも認められている名曲」 という事で前回までの3曲とは明らかに違います。チョイスがね。


 そう、

 少々無難で遊び心の足りない選曲だと感じています。

 しかし敢えてこの曲を取り上げたのはやはりとてもいい曲だからです。


 タイトルと曲が一致していない人もいるかもしれません。

 もしかしたら曲だけどこかで耳にした事がある人もいるかもしれません。

 全く聴いた事のない人もいるでしょう。

 いい曲なので死ぬ前に一度は聴いてみる事をお勧めします。

 まっすぐで素直(ある意味無難にまとめたとも言える)なアレンジと美しいメロディとコードのこの曲は 「最高」 が付くかどうかは個人的に微妙だとしても傑作です。





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