■緊急特別企画 ALI PROJECT TOUR 2008 「禁書発禁」  に一人で行ってみる計画そのF (最終回)■



 どうも。

 「三起也お兄様萌え」 が合言葉の当コーナーへようこそ。

 突発的に始まったこのシリーズもいよいよ今回が最終回となりました。

 前回で 「次はライブの前日に更新します」 とか言いつつ前日に更新しなかったのはお酒を飲み過ぎて眠かったからです。

 「しなかった」 と言うよりは眠くて 「出来なかった」 といった感じです。



 さて、

 ついにこの日を迎えてしまいました。

 行ってきました。

 行ってきたよ一人で!!



 18時開場の19時開演。

 18時開場って事は17時50分にはNHKホールに着いていたいです。

 しかしその前に立ち寄った税務署で妙に時間を取られ 「オイオイ!! 間に合うのかよ!? ギリギリじゃんよ!!」 という悲惨な状況に。

 「ひょっとしたら時間厳しいかも・・・・」

 と、思いきやNHKホールの最寄駅である明治神宮前駅(JR的でいうところの原宿駅)には17時13分に着いてしまいました。

 これが日本の地下鉄の実力なのでしょうか?

 なかなか優秀です。



 



 ええと、

 ここからいくつか画像が入りますが、

 結構適当に撮ってきたんで見栄え悪いですけど勘弁してください。



 で、

 歩きます。

 NHKホールまでそんなに距離はありませんが何せ電車の中でもずっと立ちっぱなし。

 座ろうと思えば席は空いていたのですが何故か立ちっぱなしで来てしまったまるお。

 正直座ってくれば良かったと後悔しました。



 久しぶりに来たなここら辺・・・

 スタジオパーク懐かしいな・・・・



 とか思いながらもう間もなくNHKホールという直線に入ったところでとりあえず1枚。



 



 前の女子4人。



 
ゴスロリです。



 思わず空に向かって、



 
ゴスロリ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!



 と、叫びそうになりましたが通報されそうなのでやめました。



 さすがにここら辺になるとNHKホールを目指して歩いている人達が多いという事でしょう。

 そして到着。



 



 この時点で17時半。

 ちょっと早く着き過ぎた様な気もしなくもないですが遅く着くよりはマシです。

 そしてホール入り口前とその周辺には既にもの凄い数のファン達がいらっしゃいました。

 でもこれだけは言えます。

 この中で私より多い回数 「跪いて足をお嘗め」 を聴き込んでいる人はいないでしょう。

 そんな妙な自信と誇りを胸に開場を待ちます。



 



 じきに係員の誘導で横4列の大行列を作る事となりました。

 まさに長蛇の列です。

 これは一体何の集団なのか過ぎ行く通行人は疑問に思うでしょう。

 何せ列を作っている人間に統一性がない。



 軽く
ゴスロリな女子、

 結構
ゴスロリな女子、

 かなり
ゴスロリな女子、

 もう絶対に目を合わせたくないハイレベル過ぎる
ゴスロリの女子、



 ここまではそのCで画像を紹介しておりますのでそちらを御覧いただけると大体イメージ出来ると思います。

 で、更に・・・・



 着物チックな
和ゴスの女子、

 
ゴスロリしてるんだけどちょっと痛い娘

 
ゴスロリな男子(これは彼女もゴスロリしていて二人で来ていました)、


 普通のスーツ姿の普通のサラリーマン、

 普通のスーツ姿のスキンヘッドの普通じゃないサラリーマン、

 まるおの様なTシャツ着てる完全私服の普通の男子、

 同じく普通の私服姿の普通の女子、

 秋葉系男子&秋葉系女子、

 制服姿の女子高生、

 制服姿の清楚でバイオリン(勿論ケースに入ってますよ)を持って一人で列に並んでいるちょと守ってあげたくなる様な女子高生、

 娘と一緒に来ている主婦、

 娘と一緒に来ていない一人の(おそらく)主婦、

 おじさん、

 謎の老夫婦、


 といった具合に前述した通り
何の集団だか全くわかりませんがとにかく様々な人達が様々なバリエーションで来場なさってました。


 意外と男子も女子も一人で来てる方が結構いまして、

 これに関してはまるお的には仲間がいるという感じで嬉しかったです。

 一人で来る人結構いるんですね。



 そんな不思議な集団を観察しつつ時刻は既に18時をまわりましたがなかなか開場になりません。

 皆さん 「まだかなー、まだかなー」 といった感じです。

 幸いこの日は天気も良く気温も湿度もちょうど良くてラッキーでハッピー(なんじゃそりゃ)。

 夕暮れ時の心地よい風も手伝って外にいるのが気持ち良くて仕方ないくらいですので別にまるお的には全く苦ではなかったです。

 ずっと立ちっぱなしの足が疲れていたのを除いては。



 そして18時から遅れる事少々。

 開場!!

 長蛇の列が動き出します。

 大方の人が
アリカお姉様を崇拝する中 「俺は違うぜ!」 的な意気込みを持ちつつ列に従い進みます。




 今行きますぞ
三起也お兄様!!!




 チケットを出して中へ。

 さあ、

 物販です!

 物販行くぜ!!



 うげ、

 こちらも凄い列です。

 っていうかありえないくらいの行列です。

 この時点で18時25分。

 開演まで35分。

 開演まで35分しかないのにこんな長蛇の列で間に合うのかよ?

 物販はライブ終了後にも行われるのですが出来れば始まる前に済ませておきたいと思いましたので仕方なく並びました。



 並ぶ並ぶ並ぶとにかく並ぶのです。

 そして並ぶ事30分。

 ようやく物販にたどり着きました。

 時刻は18時55分。

 まだ並んでいる人がいっぱいいます。

 係員がメガホンで繰り返し呼びかけます。



 「開演時刻が迫ってきていますのでお席の方へお急ぎください! グッズ販売は公演終了後も行いますので公演終了後にご利用ください!!」



 「焦るからそういう事言うの止めてくれ!」 とか思いつつお買い物。


 とりあえず
記念という事でパンフとマグカップを、

 そしてそれを入れる袋代わりにバッグ(っていうかバッグという名の袋)を買いました。



 



 



 



 パンフ2.000円、マグカップ1.500円、バッグ500円で合計4千円です
高ぇ。

 何気に暴利を貪っているところが怖いですがまあこういうのは
記念ですからね記念。



 よし!

 買い物終了!!

 席に急げ!!!

 座席はもう人でビッシリ。

 自分の列を見つけて 「すいません」 と言いながら席に進んで行きます。

 端っこなら混んでいても直ぐ座れるのですがまるおの席はちょうど列の真ん中辺りだったので辿り着くのが大変。

 ようやく席に着いてみると席からステージは思ったより近く見えました。


 うん。

 これなら全然いい感じだ。

 右隣はサラリーマンの男性でどうやら一人で来た模様。


 左隣りは高校生くらいの
ゴスロリ女子二人連れ。


 ほのかな香水の香りが漂う。





 ライブって始まる直前のこの感じがいいよね。

 そんな事を思いながら真っ暗なステージを眺めているといよいよ出演者が登場。

 まずはダンサーが3人。

 そしてバイオリンの渡辺剛と杉野裕。

 渡辺剛はあの名曲 「薔薇架刑」 のアレンジなどを手がけているまさに三起也お兄様の戦友だ。

 まだステージは暗い状態でその暗い状態のまま続いて三起也お兄様も登場。

 会場が少々沸き拍手が起こる。

 「月光ソワレ」 のDVDで見たのと同じ様に手を振りながら今回はステージ向かって右側から登場。

 うおお! すげぇ!!

 三起也お兄様が手を振ってくれてるよ!!



 
三起也お兄様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!



 と、

 叫びたい気持ちを抑えてここはひとまずおとなしくしている事にしました。



 そしていよいよ開演。

 1曲目はアルバム禁書から同じく1曲目の 「神風」 。

 ファンの間で大人気の曲。

 これでもう掴みはバッチリだろう!!

 そしてとうとう大方の皆さんの大本命であるアリカお姉様が剣道着のお姿で日本刀(?)を持って登場。

 その時の会場の盛り上がりといったらもうあなた・・・

 ざわめきから怒涛の拍手と悲鳴染みた、




 
キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!



 です。

 凄いです。

 さすがアリカ様。

 三起也お兄様の登場の時とは盛り上り方が違います。

 やはりまるお一人だけでも 「三起也お兄様」 コールを叫べばよかったと少し後悔。





 でもってここからはライブの内容そのものに軽く触れていきたいのですが、

 メモでも取ってこない限りライブ全体を正確に覚えて帰ってくるのは不可能だという事に今回気がつきました。



 約2時間のライブの全ての曲のタイトルと演奏順、

 どこでどんな衣装に着替えたか、

 どこでどんな内容のMCが入ったかなど、

 到底覚えているわけもなく、

 自分だけの記憶ではちょっと怪し過ぎるので、

 他の人のブログを(勝手に)参考にさせていただきます。



 ちなみに、

 アリプロは一応一通りお勉強済みでして、

 メジャーレーベルからリリースされているアルバムは今回の 「禁書」 を含めて14枚をレンタル。

 それらのアルバムに収録されていないシングル曲5曲に関しては別途シングルを5枚レンタルし、

 血のにじむ様な努力でコアなファンの皆様に負けない知識をつけたつもりです。



 その努力の甲斐あって、

 今回のライブで 「あれ?この曲何だっけ?」 ってのは1曲しかありませんでした。

 なので別に勉強不足でライブに行ったから曲を覚えてないとかそういう事ではありませんよ!



 でですね、

 その参考にさせていただいたブログの管理人の方も、



 全曲覚えていません。

 正確ではありません。

 誤字は見逃してください。



 という注意書きをしておりました。

 やはり2時間の流れを正確に覚えて帰ってくるのは相当厳しい事なんですよ(苦笑)

 そんなわけで1曲目の 「神風」 に続いて演奏順に書いていきます。



 ■ 「愛と誠」



 ■ 「黙示録前戯」



 ■ 「青嵐血風録」



 ■ 「勇侠青春謳」



 〜ここでアリカ様がお着替えをして禁書のジャケットと同じ格好に〜



 ■ 「禁書」


 着替えが間に合わず曲の歌いだしが一瞬遅れる。

 後のMCで、

 「間に合わなかったですねぇ(笑) 音を出すのが早いんですよ(プンプン)」 と三起也お兄様にご立腹の様子。

 笑わせてくれました。

 そしてアリカ様が 「次は跪いて足をお嘗めを歌います」 と言うと会場から歓声が上がりました。

 という事でとうとうこの瞬間が、



 
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!



 な感じの
生・・・

 ■ 「跪いて足をお嘗め」 !!!


 「この曲に出会ったからこそまるおは今、NHKホールにいるのだ!!」 という決定的な1曲。

 まるで怪物王女のエンディングだと言わんばかりに曲中の照明は基本真っ赤。

 もう素敵過ぎて泣きそうなのはまるおだけでしょうか?

 普段テレビでヨン様が来日した際など、

 空港に押し寄せたおばちゃん達が感極まって泣いている映像などを目にして、


 
馬鹿じゃないのこいつら?


 とか思ってましたけど今宵その気持ちが少し理解出来た様な気がしました。

 2コーラス目のAメロでアリカ様が一瞬歌詞飛んじゃってましたけど別にいいです。

 この曲を生で聴けただけで幸せなのです。



 ■ 「未來のイヴ」



 ■ 「眠れる豹」

 三起也お兄様はいつもキーボードとピアノで作曲するそうですが、

 毎回アルバムで1曲だけはギターで作曲するのだそうです。

 今回のアルバムではこの曲がそうなのだとMCでアリカ様が言っておられました。



 ■ 「月夜のピエレット」 (インスト)

 生のバイオリンの美しい音色に感動。

 この曲の時は照明も綺麗で音楽も綺麗で全てが綺麗。

 素敵なインターバルでした。



 〜ここでアリカ様が血染めの白装束にお着替えした様な記憶です〜



 ■ 「血の断章」



 ■ 「あら皮」



 ■ 「雪華懺悔心中」

 アルバム 「禁書」 の中で1番好きな曲なのでかなり興奮しました。



 ■ 「北京LOVERS」



 ■ 「聖少女領域」



 ■ 「ヘテロ失楽園」



 ■ 「暗黒サイケデリック」





 ここまでがアンコール前までになります。

 間、間に結構MC入ってまして 「アリカ様ってこんなに喋るんだ」 とか思いました。

 結構トーク面白いんですよ。

 普通に笑いました。




 でもってこの後、

 アリカ様も三起也お兄様もダンサーの方々も全てステージから撤収。

 三起也お兄様が手を振りながら去って行くではありませんか。




 み・・・三起也お兄様!!

 もうお帰りになってしまうのですかっ!?(泣)




 照明が全て落ちて真っ暗になるとやがて巨大なスクリーンが下りてきました。

 何事かと思って見ているとまず 「わが揩スし悪の華」 のPVが全編流れました。

 続いて、

 このライブの日(10月3日の深夜2時25分)から放映開始の 「鉄のラインバレル」 とかいうアニメのプロモーション映像(ノンクレジットのオープニング)が流れました。

 この 「鉄のラインバレル」 というアニメの主題歌がアリプロのこれからリリースされる新曲 「鬼帝の剣」 だからですね。


 そしてこの後本当のアンコールがありました。

 アリカ様が 「わが揩スし悪の華」 のジャケットの姿(あの魔界のラスボスみたな格好)で登場。

 湧き上がる会場の
ゴスロリ娘達。

 再び悲鳴にも似た歓声です。



 
キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!



 アンコールは、


 ■ 「わが揩スし悪の華」


 ■ 「亡國覚醒カタルシス」


 ■ 「鬼帝の剣」

 この 「鬼帝の剣」 という曲はアニメもまだ未放映でCDも未発売なのでこの演奏が本当に初のお披露目だという事。

 もちろんフルコーラスです。

 これにはファンの皆さん大喜びで大歓声。

 まるおもちょっと特した気分でルンルン。

 ツアーファイナルの特典とでも申しましょうか。

 貴重な体験をさせていただきました。





 こうして夢の様な一夜は終わりました。

 そんな最高過ぎる素敵な公演が終わった後の会場ロビーの様子がこんな感じです。



 



 気持ちいい夜風が吹く会場の外に出て入り口に向かってもう1枚パチリ。



 



 さすが来月で使用3年目になる携帯電話のカメラです。

 ちょっと暗いところだともう使い物になりません・・・・。





 帰宅後は一人ビールで乾杯。

 そしてPCデスクにマグカップを飾ってみました。



 







 という事で全7回に及ぶ長らくのお付き合いありがとうございました。

 当初は一人という事で行く事に少々迷いもありましたが結果として 「行ってよかった」 という一言に尽きます。

 また来年も行けるもんなら是非行きたいですね。

 その時はまたこんなレポをお届け出来たらと思います。

 それでは皆様。

 また来年。



 完



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