■音源1台で何処まで出来るのか■



 まるおです。

 音楽談義の時間です。



 さて、

 音源の話です。

 タイトルを見ればそんな事は分かると言うのはもっともですが、とりあえず音源の話です。

 「音源1台で何処まで出来るのか」 の「何処まで」 というのが今回のポイントとなってきます。

 「何処まで」 というのが何に関して何処までなのか?

 それは音源1台で曲を作った場合の 「音場」 の話です。

 様々な要素、条件によってガラっと、それこそ全く変わってしまう為になかなか難しいお話です。

 奥が深く一体何処までやれば 「これで限界」 とか 「これが正解だ」 という所に到達出来るのかなど、

 今の私には全く分かりません。

 そもそも 「これで限界」 ならまだしも 「これが正解」 という表現については、

 人それぞれ好みとかで全然違う音場を求めていると思われますので十人十色になると思われます。

 しかし、

 技術や知識が無くて 「これでいい」 と言っているのは違うと思うわけです。

 ちなみに私は今この状態です。



 私は自分が所有しているDTM音源 「SC−8850」 という音源を全く知らないで使っています。

 説明書は殆ど新品状態でございます。

 それは何故ってそりゃ全然手に取る事が無いからです。

 見事なくらい全くと言っていいほど読んでいないわけです。

 従って音源の知識が殆ど(全く)無いのです。

 今の私からしてみれば 「音源」 はただ単に 「シーケンサからの命令を受けて音を出す箱」 です。

 勿論それはそれで間違ってはいないのですが 「SC−8850」 の実力がそれだけなわけがありません。

 本当に 「SC−8850」 のメカニズムを熟知している人間なら私の作ったMIDIデータの音場を飛躍的に良くする事が可能です。


 最重要テーマは 「トラックごとの音の分離」 。

 これを音源1台でいかに高いレベルで完成させるか。

 テクニックのある人は抜けるべき音をもっと抜けさせる為に音色作りの段階でイコライザを調整したりエフェクトをいじったりするはずです。

 テクニックのある人は曲全体のエフェクトバランスなども私と全く違うアプローチをするはずです。

 そのアプローチは音源そのものやエフェクト関係の知識を豊富に持った人間だからこそ出来るアプローチだと思います。

 「こうすればこういう効果が得られる」、

 「この様に設定すればこの様な音になる」 などを、

 手探りではなくて 「理解している」 という事がポイントです。




 やっぱりわかっている人は強いですよ。



 つーわけで、

 「SC−8850」 という音源の性能を最大限に引き出す事が今の私の夢であり目標なのです。

 実際に音源に触れる時間をもっと増やしつつ説明書も読む。

 説明書を読んで実際に音源を弄ってみる。

 弄ってみてわからない事は説明書を読んでみる。

 と、いう事をやりたいのですが社会人はなかなか時間がないのが現実です。






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