■即席CDレビュー 市川由衣 「i−pop mini」 編■



 まるおです。

 今回は市川由衣たんの1stミニアルバム 「i-pop mini」 。



 



 そうそうこれね。

 もうジャケットが可愛くて可愛くてあんまり可愛いもんだからさ、


 思わずレジに持っていっちゃって
中身の音楽なんて関係なしに買っちまったやつね。


 実は購入してから1年4ヶ月くらい放置してろくに聴きもしないで置いといただけのやつね。



 さて、

 全8曲が収録されているこのミニアルバム。

 由衣たんの声がとってもカワイイんです。

 由衣たんの魅力が満載なんです。

 んじゃ一体どれくらい由衣たんの魅力が満載なのかと申しますと、



 デビューシングル 「雨」 から最新シングル 「愛は勝つ」 までのスマッシュヒット曲に新録3曲を収録。
 市川由衣のポップワールドが詰め込まれたキュートなファーストミニアルバム。

 by ポニーキャニオン




 というわけです。

 大いに納得です。

 「由衣たんのポップワールドが詰め込まれたキュートなファーストミニアルバム」 とはこれまた随分と上手い事言ったもんです。

 確かにキュートではありますが私個人的にはどうも、





 由衣たんのポップワールドってのがイマイチ伝わってこないんですけどそこら辺はどうなの?




 それからデビューシングルとか最新シングルとかがスマッシュヒットとか何とか書いてあるんですけれども、





 本当にスマッシュヒットしたんですか???




 何かね、

 ツライですよ私的には。

 残念ながらあんまり売れなかったのなら、

 ヒットしてないなら 「ヒットしてない」 でいいじゃないですか。

 それを何も苦しげに 「スマッシュヒット」 とか書いちゃったら痛いです、
痛過ぎです。

 由衣たんが可哀想です。



 私はこの由衣たんのポップワールドが詰め込まれたキュートなミニアルバムに収録されている8曲全てを丁重に拝聴させていただきましたが、





 これは酷いよ。




 楽曲が幼稚過ぎます。

 これではいくら由衣たんの事が好きでも楽曲を何度も聴こうという気分になりません。



 昔、

 同じくアイドルだった宮沢りえが 「ドリームラッシュ」 という曲で歌手デビューしました。

 「ドリームラッシュ」 は小室哲哉が作曲と編曲を担当し、楽曲的に(特にアレンジが)かなり面白いモノでありました。

 宮沢りえにはもったいないくらいハイレベルな曲だったのです。

 で、

 肝心の宮沢りえの歌はどうかと言うとこれがまた上手くなかった。



 でも楽曲が良かったので宮沢りえの歌が下手でも、


 宮沢りえの事なんて全然興味が無くても 「ドリームラッシュ」 を聴きたいという気持ちになりました。


 そう、

 まるおは宮沢りえ自体はどうでもよかった。

 別に宮沢りえなんて好きでもなんでもなかったのに宮沢りえの曲をガンガン聴いていた。

 それに対して市川由衣は現在まるおが芸能人で唯一 「いいよね」 と公言出来る存在。

 って事は宮沢りえの曲なんかより市川由衣の曲はもっとガンガン聴いてもいいって事じゃん?そうじゃん?


 なのに、

 なのにこの由衣たんのアルバムは。


 せっかく
定価2100円も出して新品で買った由衣たんのアルバムは。


 由衣たんの可愛くもキュートな歌声が満載のこのアルバムときたら・・・・



 全然繰り返し聴きたいと思わねぇ。



 何故ですか?

 何故この様な異常事態に陥ってしまうのですか?




 私 の お 金 を 返 し て く だ さ い 。



 あのですね、

 この
由衣たんのポップワールド全開のキュートなミニアルバムはどうしてこんな低レベルな曲ばかりなんですか?

 やる気あるんですか?



 つーかやる気ないだろ確実に?


 殆ど終わってるじゃないですか内容が。


 別に私はここで由衣たんの熱狂的なファンの皆様とバトルをするつもりは毛頭ありませんが、

 この由衣たんの曲聴いて 「いやー、最高ッス!」 とか言っている人達の感性はちょっと理解できません。



 もし次があるなら今度は是非、熊谷幸子が作曲して松任谷正隆に編曲してもらいたいと思います(個人的に)。




 それかむしろもう天才中田ヤスタカに頼め。




 そして井上麻里奈の 「ビューティフルストーリー」 的な曲を歌え。


 とか言ったところでここまで貶したら普通はもう興味とか持たないと思います。

 それ以前に市川由衣の曲なんて普通市川由衣自体に興味がなければ聴くもへったくれもないというのはこちらとしても先刻承知の話です。

 しかし、

 もしどなたか興味を持たれた方がいらっしゃったのならば是非、


 この
由衣たんのポップワールド全開のミニアルバムをお手に取ってみてくださいっていうか買え。


 そして 「被害者の会」 を作れ。



 で、

 長々来ましたがここからがレビュー。



 【今回の対象作品】

 アーティスト : 市川由衣  ※アーティストじゃないけど

 アルバム名 : 「i−pop mini」  ※ミニアルバムだけど

 リリース : 2004年12月15日

 収録曲数 : 8曲



 <この作品との出会い>

 市川由衣のジャケ写が可愛い過ぎてフラフラとレジに持っていってしまって購入。


 もうここで結論を言えば中身の音楽は値段の価値なし。



 【即席レビュー】 (今回超甘めに採点)


 1曲目 「キラ・キラ」



 甘めの採点なのに終わってる。




 2曲目 「Peace☆」


 一曲目が100%の終わりっぷりだったとするならばこれは80%くらいの終わりっぷり。




 3曲目 「pure」

 ひたすら地味ですが意外と聴ける事に気がつきました。

 でも市川由衣に興味が無くて純粋に音楽だけの評価だと厳しいね。



 4曲目 「雨」



 カバー曲とかやめて欲しい。




 5曲目 「Fu Fu Fu☆Boyfriend」

 このアルバムの8曲の中では確実にこれが1番良いと断言できます。




 6曲目 「orange」

 もう曲の出だしがイキナリ嫌い。

 曲の最後のベースラインはファミコンディスクシステムの初代 「ゼルダの伝説」 以外の何物でもない。



 7曲目 「love letter」


 聴きようによっちゃあ聴けない事もない・・・・・・かな・・・。



 8曲目 「愛は勝つ」


 KANが歌っている原曲に負けている。




 以上です。




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