
【天気予報】 (transposition&melody erase mix) 作.編曲まるお
解説も何もあったモノではないですが 「移調してメロディーを抜いた天気予報」 です。
「オリジナルカラオケ」 を愛して止まない私の遊び心というやつです。
まるおはどうして 「オリジナルカラオケ」 にこんなに魅了されているのか?
答えはきっとメロディーを抜くと 「美味しいから」 ですね。
メロディーが聴こえなくなるだけで楽曲は違う顔を見せてくれます。
メロディー以外のパートが複雑な事をしていればいるほどその楽曲はメロディーを消すと面白くなります。
また、
メロディーを抜いてしまった方がカッコイイ場合もあるので実に摩訶不思議です。
作っている段階でそういう場面にぶち当たると考えてしますね。
「ここは本当にメロディーが必要なのか?」 と。
非常に悩みます。
「敢えてメロディーを入れない」 というのもアリだと思います。
メロディーは 「主旋律」 と言われていますが 「旋律」 として 「主」 なだけであってその楽曲の 「主」 ではないと思います。
作曲ならともかく編曲となると複雑です。
編曲の段階では様々な思惑が込められています。
編曲者が 「一番聴いて欲しい」 と思っている部分は何処なのか?
編曲した人にしかわかりません。
でも一つ言える事は 「全部聴いて欲しい」 。
これは間違ってはいないと思います。
特にインスト曲ならばなおさらです。
一発のスネアやクラッシュシンバルがとても大事だったりします。
実はメロディーの裏で鳴っているストリングスの動きの方がメロディーより美しいかもしれません。
メロディーだけではなく全てのパートを聴いて欲しいと思うのです。
ただの一音でさえ無駄ではないのです。
考えて作られているのです。
入れようか?
入れなくてもいいのか?
考えて考え抜いた結果その 「音」 は入っているのです。
楽曲とは 「その時その瞬間に鳴っている音全て」 が 「主役」 だと思うのです。
そこで、
リスナーが一番耳を傾けてしまうメロディーというパートを聴こえなくするとリスナーは今度どのパートを聴くのだろうか?
を、
現在 「メロ抜き」 を公開中の 「CHILDREN IN THE CHRISTMAS」 より楽曲が複雑な 「天気予報」 で実験してみます。
メロディーを抜いた 「天気予報」 は 予めメロディー入りの 「天気予報」 を知っている人にどう聴こえるのでしょうか?
今回は 「移調」 までしてありますのでただ単にメロディーを消すだけよりもインパクトがあると思います。
実際問題メロディーが入っているやつと入っていないやつではどっちがカッコイイのでしょうか?
私の結論と致しましては相変わらずですが、
どっちでもいいよね。
って事になりました。
ちなみに後半のピアノのメロディーだけは小さく残してありますがこれは意図的なモノです。
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