■それはそれは怪しかったわけで■



 2005年10月11日現在、



 曲が全く出来ていない。


 そりゃそうだ、

 昨日も同じ事を書いた。

 昨日の今日で何かが劇的に変っているわけがありません。

 昨日は全然出来ていなかった曲が今日になったらイキナリ 「2曲完成しましたけど何か?」 などとそんな馬鹿な話はない。

 しかし、


 依然として
曲も出来ていないのにこんなモノばかり更新していてホントに大丈夫なのか?


 さて、

 とりあえずジャケのデザインはほぼ完成した。

 厳密にはまだ細かい部分に修正の必要があるが、「全く出来ていない曲」 に比べたら 「完成した」 と言い切ってしまってもいいほど作業は進んでいる。

 が、

 それはデザインの話であって製本に関してはまだクリアするべき問題が残っている。

 それは、「紙」 。

 印刷する紙の種類。

 今回はブック型の為に両面印刷を施す必要があるのだがその為に一番適した紙とは何ぞや。

 これについてまだ全然知識が無いのだ。

 いや、

 まだ特に調べたわけでもないので知識が無くて当然と言えば当然なんですけど。

 まあいいや、

 それはそれでまた後日調べるとして今回はジャケットの写真の話だったりするのである。



 今回のジャケはオールカラーで、各ページにその曲に関係のある場所の風景写真。

 一曲に対して1ページを割り振って、その風景写真にそれぞれの 「曲」 のイメージ、

 またその曲はどういう想い、意図、で作られたのかという部分、

 つまり、

 「作曲者がその曲に持つイメージをリスナーに伝えるお手伝い」

 の意味もあり 「詩」 の様な短い文章が付け加えられている。

 勿論その風景写真は私、まるおがわざわざその場所に出向いて撮影してきたわけですが、




 あの時、まるおは確実に不審者だったと思う。



 だってさ、

 今回ジャケに使う写真として撮影してきた枚数は実に300枚を超えるんです。

 まあ何日かに分けて撮影しましたよ。

 同じ場所でも時間帯をずらして行ってみたりしましたよ。

 それぞれの時間帯で違う顔を見せる風景にちょっぴり感動しましたよ。



 夕暮れ時の団地の最上階(15階くらい?)まで登ってみたりですよ、

 屋上には上れないのかとか思って南京錠の掛かった柵を乗り越えてみたりですね、

 休日の誰もいない 「某施設」 にカメラ向けてファインダーを覗きこんでいるその姿とかですね、

 オートロックのマンションに忍び込んでみたりですね、

 まあ世間一般ではこれを 「不法侵入」 って言うんじゃないの?ってな感じの撮影も多々ありまして、

 で、

 実際その不審者丸出しで撮った写真の殆どは使ってなかったりするのが面白い所でありまして、

 「ああ、世の中ってこんなモンだよな」 とか妙に納得してしまったりして。

 結論から言うと、

 「デジカメあるんだしたまには写真撮るのも面白いね」

 って事が言いたかっただけなんです。



 さて、

 曲作るかな・・・。



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